何をやっても上手く行かない時期が有る?占いで解る運気の周期

天中殺や厄年、八方塞がりなど、運気上、物事が順調に運ばず、上手く行かなくなる時期が有ります。その言葉を聞くだけでも思わず怯んでしまいますが、どうすれば辛い状況を招かずに済むのか、是非とも知りたくもなります。今回は、もう、何をやっても上手く行かないのでは…と感じられてしまう、運気が低迷する周期について、どう乗り切って行けば良いのかも一緒に見て行きたいと思います。

四柱推命で言う天中殺は、運気の停滞時期で、空亡とも言われます。12年に1度、年に2ヶ月巡って来るこの時期には、新しい物事を開始することは避けた方が良いとされ、転居や新しい事業を始めること、人生の中で転機となるような能動的な行動を取るにも良くない時期とされますので、転職にも向きません。結婚や出産には諸説が有りますが、向かないとする考え方も有るようですね。

天中殺に入ると、友人や恋人に去られてしまったり、喧嘩などの対人上のトラブルに遭ったり、仕事でも上手く行かなくなるなどの出来事が起こり易くなります。天からの助けを得られなくなるとされる時期なので、普段から上手く行っていたようなことでも、順調に行かなくかなくなるということも有るのです。また、この時期に立てた目標は達成出来なかったり、達成が困難になったりもしますので、目標設定は天誅殺が終わってからにした方が無難でしょう。

運気上は、これまでに溜まった膿出しの時期でもあるので、厄ともなる毒素や膿を出し切る過程の一環として、どうも何をやっても上手く行かないような気がする、と思われるような出来事が起こって来る状況なのです。天中殺になる以前から、運気の毒素を溜め込まずに生きて来た場合には、全く何も嫌な出来事もなく、空亡の影響を全くと言って良い程感じなかった、とういことも起こり得ます。

天誅殺では、自分をアピールして積極的になるのではなく、受動的、受容的になり、自分よりは世の中や他者のために生きる姿勢で居た方が、上手く過ごせるとされます。また、現世的な名誉や金銭を求めるなど、物質的なことは不調ですが、天と繋がることや精神修練などで自分を高めることには向いています。意のままにならない時期だと割り切り、期待しないことで逆に上手く行く時期ですので、物事は流れに任せて受け容れつつ、人にはおごるなどして上手に過ごしましょう。

続いて、どの方向に進もうとしても、押し返されるような状況に思われるのが、八方塞がりです。気学に、運気を9年でひとつの周期と見る考え方が有り、八方塞がりというのは、最後の完成の時期に当たるとされます。こちらもやはり自分を押し出すのではなく、空を仰ぐような思いを持って過ごすようにし、壁を感じる中でも、方々で周囲と調和出来るように言葉を控えめにしたり、人を助けるようにしたりする姿勢を持つのが良いようです。

人生の中にも四季が有るという考え方が有り、冬に当たる時期に無理に芽を出そうとしても、厳しい寒さに当たるばかりで、やはり上手くは行きません。天誅殺や八方塞がりの時期は、生年月日によって異なるため、人によって訪れる時期は違います。自分の運気の周期を知っておくために、一度調べてみるのも良いかもしれませんね。