転職しても執拗に避けたい状況へ巻き込まれる時に占いで解ること

職場の人間関係に嫌気が差し、思い切って転職したのに、転職先の会社でも、また同じような人間関係に巻き込まれた…いつも、同じようなタイプの嫌な性格の人に絡まれてばかりで、別れを告げても、しつこく同じような人間が現れ続けて本当に困る。一体、どうすれば良いのか解らない。そんな繰り返し起きるパターンに悩まされたことは有りませんか?今回は、そんな時打つ手は無いのか、占いで何か解ることはないかについて、見て行きたいと思います。

人生の中で、繰り返される負のパターンが有る場合は、多くの場合、人生の課題になっていることがクリアーされていないため、何度も目の前に現われて来ています。言ってしまえば、過去の行いが原因で累積した未解消のカルマを解消する必要が有るために、執拗にそれが起こるのです。これは、魂が生き癖で偏ったバランスを取り戻し、成長するための仕組みでもあり、この課題をクリアー出来れば、そのパターンは用済みとなるので、人生の中でも遭遇しなくなるという訳です。

繰り返される状況から学ぶ必要の有ることを理解するためには、状況に関わる自分も含めた登場人物の背景に有る物を知り、今の自分の課題を知ることから始めて行くことがお勧めです。実際に、それに気付き、目を向け始めることでも、変わり始めるものが有る場合は多いのです。

例えば、自分と相手の性格の違いから、自分を抑圧して自己表現を避けては居ないか、嫌いなタイプが、実は家族の誰かとよく似た特徴を備えては居ないか、その家族との関係性で支障は無いか、といった部分に目を向けてみてください。人はそれぞれ、自分自身の道程を歩んで今に至っていますので、同じ背景の人はひとりとして居ないと言えます。そのため、占いを活かしたい場合は、広い範囲で複数の人の傾向を読むものよりは、個人鑑定の方がお勧めです。

深い話になると、パターンの由来が過去世に及ぶ場合も出て来ることが有りますので、今、現世で生きている自分にフォーカスしながら、自分が感情面でどのような状況の時に、どんな痛みを悲しみや怒りなどの形で感じるかを理解し、覚えている範囲で、最初にその傷を負ったのは何時かをたどり、癒す道を歩んでみるのも良いでしょう。癒された時、そのパターンは去ります。遠い過去を手繰り寄せたい時には、潜在意識に働き掛けるタロットカードなどもお勧めです。

陥り易い罠として挙げられるのが、愛を実現しなければその人物との人間関係からは逃れられない、虐待的な相手なのに、自分は相手を許して愛さなければならない、という教えや概念に縛られてしまうことです。相手と友好関係を築くことでは無く、実際にはエネルギーを奪って行くその相手に、きちんとノーが言えるようになることが課題になっている場合も有ります。

根深い課題に臨む時に避けたいのは、原因を自分の外に求め過ぎることで、結果として逃避に陥ってしまうことです。また、自責し過ぎることも、人生の課題のクリアーが上手く行かなくなる要因になり得るので、注意が必要でしょう。気持ちを落ち着けて、課題の達成へと近付いて行きましょう。

不快なパターンが続く時には、本質的な意味でそこから去るために、達成する必要が有る自分自身の課題を落ち着いて見極めることが肝要です。自分が変われば、自ずからその状況を去ることが出来るようになりますし、環境の側から離れて行くことで、新しい場所へと行き着けるように変わって行けます。人生の課題は、大いに取り組み甲斐が有り、達成した時には開放感や生きる喜びの復活感もひとしおですので、じっくり腰を据えて取り組んで行くのがお勧めです。